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連帯債務 保証債務 連帯保証
これは、結構な問題で、債権を勉強すると必ずこの辺でつまずきます。

ではこんなシーンを想像しましょう。

登場人物は下記のとおりです。

極道会会長 A
極道会若頭 B
悪徳弁護士 C

極道会会長 Aが、リムジンがほしいと思い、堅気銀行に融資を頼みに行きました。

極道会会長は反社会組織でなかなか融資をしてくれません。
もしかしたら、踏み倒されるかも・・・・・

そこで、社会的地位のある人を呼んできてほしい。後、一人は、ヤクザでもいいから、3人用意してほしい。
堅気銀行は、Aが踏み倒しても、ほかの2人を取り立てる事ができると考えました。

Aは、若頭B、悪徳弁護士Cを連れて、リムジンの代金1,200万円の融資を頼みました。

堅気銀行は、連帯して1,200万円を支払う事を条件に融資をしました。(連帯債務)

連帯債務とは、堅気銀行は、A B Cのいずれかが、1,200万円を支払うまで、3人に請求できることを連帯債務といいます。

この連帯債務は、A B Cは、単純に400万円の債務を負っているのではなく、1,200万円の債務を負っていることがキモです。
しかも、その債務は独立しています。つまり、A B C は堅気銀行が、Aは0円、Bも0円 Cは1,200円と請求出来るところが肝心なところです。

案の定、Aは、1,200万円を支払ってくれません。
新入社員の山田君が、支払いの請求をしても、Aからは、怒鳴られ、罵声を浴びせられます。
山田君は、催促の電話もしたくなくなりました。
放置すると、時効で請求できなくなります。

そこで、一番言いやすい、悪徳弁護士Cに催促をしようと思いました。
Cは、1,200万円の請求を認めます。
山田君は考えました。金を借りた張本人は、Aなので、Aに請求しないと意味がないのでは?

第434条【連帯債務者の一人に対する履行の請求】
連帯債務者の一人に対する履行の請求は、他の連帯債務者に対しても、その効力を生ずる。

この条文により、Cに請求すると、A Bにも請求したことになることがわかり一安心しました。

平成6年-1(ア:改)

債権者が、連帯債務者の1人に対してした履行の請求は、他の連帯債務者に対しても効力を生ずる。正解

 

 

つづく

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