競馬観戦記 サイレンススズカ宝塚記念競馬エッセイ南井克巳 「叩くなって!走ってるから!サイレンススズカの心の声が聞こえる宝塚記念」 2025-06-08 不満だらけの宝塚記念──サイレンススズカの心の声 おい、南井さん…叩くなって!走ってるから! あの伝説の逃げ馬、サイレンススズカ。宝塚記念の4コーナーで、すでに手応え十分──でも後ろから右ムチが……いや、いらんやろ!? そんな「馬のツッコミ」が聞こえてきそうなこのレースを、ちょっとユーモラスに振り返ってみましょう。 ... 伊川 直助
競馬観戦記 ウォッカ安田記念競馬コラム牝馬伝説 その瞬間、台地が弾んだ──最強牝馬ウォッカの真実 2025-06-01 安田記念といえば──それは、ウォッカだ 「ウォッカ」という馬名を聞いたとき、俺は正直こう思った。 その名が『ウォッカ』というのは、強すぎて冗談のようだった。 オーナーの気まぐれだったのかもしれない。父はダービー馬・タニノギムレット。 その名の由来は、レイモンド・チャンドラーの名セリフ──「ギムレットには、まだ早すぎる」... 伊川 直助
競馬観戦記 トウカイテイオー マルゼンスキー 日本ダービー 枠連の呪い 競馬の歴史 坂路調教 平成競馬 マルゼンスキーの呪いを解いた馬──俺が「トウカイテイオー」を最強ダービー馬と呼ぶ理由 2025-05-25 マルゼンスキーの呪いを開放した馬 ダービーが近いので、思い出のダービー馬を記載したい。 皆さんの中にも、最強のダービー馬がいるだろう。 俺は、トウカイテイオーが最強のダービー馬だと思っている。 なぜ? トウカイテイオーは、マルゼンスキーの呪いを終わらせた馬だからだ。 マルゼンスキーという馬 この馬を、俺はリアルタイム... 伊川 直助
競馬観戦記 リバティアイランド 競馬エッセイ オークス 三冠牝馬 川田将雅 ジャパンカップ 競馬と文学 名馬 リバティアイランド──完璧という名の物語 2025-05-11 リバティアイランド──走る一葉 エピソードがない。 それが、最大のエピソードだった。 完璧すぎて、語れない馬がいた。 その走りは、まるで短編小説のようだった。 “お嬢さん”と呼ばれた彼女は、 誰にも真似できない走りで、競馬を文学に変えた。 リバティアイランド──樋口一葉のような馬 オークスだから、何か語りたかった。 だ... 伊川 直助
競馬観戦記 エルコンドルパサー 凱旋門賞 日本競馬 名馬列伝 ジャパンカップ サイレンススズカ NHKマイルカップ 海外遠征 競馬名勝負 馬券の思い出 最強は2着だった──エルコンドルパサーと“凱旋門賞の記憶” 2025-05-04 NHKマイルカップの最強馬──エルコンドルパサー 1999年、ロンシャンの芝。勝っていないのに、日本中が湧いた。「あの2着は、勝ったよりもすごかった」と語り継がれる名レース──。NHKマイルカップから始まり、ジャパンカップ制覇、そして凱旋門賞2着へ。エルコンドルパサーの記録ではなく、記憶に残る走りを、もう一度語ろう。 ... 伊川 直助
競馬観戦記 テスコガビー リバティアイランド 桜花賞 競馬 名牝 競馬回顧 伝説のレース 青いバラ 夢の対決 赤い稲妻 「赤と黒の夢桜──テスコガビーとリバティアイランド、時空を超えた邂逅」など 2025-04-30 赤と黒、そして青い空──テスコガビーとリバティアイランド、夢の桜花賞 2023年、リバティアイランドは牝馬三冠を制し、名実ともに“完成された女王”となった。 その一方で、1975年の桜花賞を破壊的なスピードで制した伝説の快速牝馬──テスコガビーの名を、今も忘れない者がいる。 赤い稲妻と、黒き覇者。 もし、彼女たちが同じ... 伊川 直助
競馬観戦記 リバティアイランド サイレンススズカ 競馬 安楽死 クイーンエリザベス2世カップ 天皇賞秋 桜花賞 牝馬三冠 馬の安楽死 命を賭けるスポーツ リバティアイランド、そしてサイレンススズカ──命を賭けた美しき競走馬たちへ 2025-04-28 なぜ、競走馬は安楽死を選ばれるのか──サイレンススズカとリバティアイランドに寄せて リバティアイランド。 2023年の牝馬三冠を達成し、日本競馬の希望とまで言われた存在が、突然この世を去った。 ──クイーンエリザベス2世カップ。 発走直後、リバティアイランドは脚に異変を起こし、競走中止。 診断は「靭帯断裂」。そして、そ... 伊川 直助
競馬観戦記 メジロマックイーン 競馬 天皇賞・春 菊花賞 有馬記念 武豊 競馬の伝説 枠連 降着事件 競馬感動ストーリー 「競馬は、想いを賭けるんだ──ありがとう、メジロマックイーン」 2025-04-27 メジロマックイーン──白い伝説と、不滅の枠連神話 天皇賞・春、菊花賞、有馬記念──幾多の名勝負を制した白い閃光、メジロマックイーン。 だが彼の強さは、単なる脚力だけではなかった。 "1枠・5枠・8枠"──数奇な符号をまとい、競馬ファンに奇跡を見せ続けた白い王者の物語。 いま、再び彼の伝説を紐解こう。 天皇賞・春、菊花賞... 伊川 直助
競馬観戦記 ソダシ ソダシの娘 白毛 競馬コラム アグネスフローラ アグネスフライト イクイノックス産駒 オークス 東京2400m 血統ロマン 馬券と後悔 アグネスフローラからソダシへ、そして──母の夢を受け継ぐ仔が生まれた 2025-04-15 ソダシが届かなかった2400、その続きを──娘に託す 俺は、ソダシを一度も買わなかった。 桜花賞も、札幌記念も、ヴィクトリアマイルも──。 人気しすぎ。 アイドルすぎる。 白毛ってだけで注目されてる。 そんな理由で、いつも敬遠してた。 直助 名前も、なんか好かんかった。 もし“ビューティーホワイト”だったら、たぶん俺、... 伊川 直助
競馬観戦記 皐月賞ノーリーズンG1レース思い出のレース 【思い出の皐月賞】あの日、叫ばずにはいられなかった──ノーリーズンと私の皐月賞 2025-04-13 2歳牡馬にとって、クラシックレースは夢の舞台だ。 皐月賞 東京優駿日本ダービー 菊花賞 3歳牡馬にとって、クラシック三冠レース──皐月賞、日本ダービー(東京優駿)、菊花賞──の制覇は、誰もが夢見る栄光です。 ですが、その三冠をすべて勝つことは、簡単なことではありません。 その中でも、皐月賞は「もっとも仕上がりの早い馬が... 伊川 直助