
社会人1年目の歓迎会、これだけはやっちゃダメ!
4月──
新生活のスタート。スーツもちょっと板についてきた頃。
でも、社会人1年目に待っている“試練”のひとつがある。
それが── 「歓迎会」 だ。
君は、上席から鋭く観察されている。
私の経験上、失敗する新人にはある共通点がある。ここで紹介しよう。
目次
■ え、ただの飲み会じゃないの?
そう思った君、ちょっと待って。
歓迎会って、ただの飲み会じゃなくて、「会社という組織の空気に触れる場」なんだ。
つまり、第一印象を決める“社交イベント”。
「やらかしたら一生言われる」
「空気が読めないと思われたら、後がキツい」
……そんな世界が広がっていることも、ある。
大学のコンパとは違うのよ。
■ やりがち!歓迎会の地雷行動
- ❌ 無表情 or 無言で座っている
→ 緊張してても、せめて笑顔だけは忘れずに! - ❌ スマホいじりまくり
→ 「あの新人、興味なさそう…」と誤解されがち。 - ❌ お酌ゼロ or 過剰に注ぎまくる
→ 無理して動かなくてOK。でも「様子を見ながら一杯どうぞ」は好印象。 - ❌ 「酒飲めないんで~」とピシャリ
→ 飲めないのは問題ない。でも「弱いので少しだけ…」くらいの言い方が◎。 - ❌ いきなりタメ口
→ フレンドリーさと礼儀は別物。最初は敬語が基本。
■ これだけでOK!歓迎会の“無難な立ち回り術”
- 最初に「今日はありがとうございます。よろしくお願いします!」と一言
- 飲めないなら「弱いので、少しだけ…」で大丈夫
- 料理やドリンクを“軽く”気にして動けると好印象
- 会が終わったら「今日は本当にありがとうございました!」のひと言で締める
■ さらに、「この新人できるな」と思われる行動5選+番外編
- ⭕ いただきます・ごちそうさまが言える?
→ これ、言えない新人が多数。小学生でも言えるのにね。 - ⭕ 箸を正しく使える?
→ 箸が正しく使えない人は要注意。日本の基本的な作法です。 - ⭕ 好き嫌いはある?
→ ご馳走になるときは基本的に全部食べる。マナーの悪さは仕事の雑さに見られがち。 - ⭕ 魚を綺麗に食べられる?
→ 骨だけを残して、あとは綺麗に食べよう。直助萩本欽一さんは、劇団に新人が入団すると、必ず魚の食べ方をチェックしていたそうです。
私も、魚の食べ方が綺麗だと何度も褒められ、それだけで重要な仕事を任されたことがあります。
食べ物を残さず、綺麗に食べることは、思っている以上に評価されるんです。
- ⭕ 上司の話をしっかり聴いてる?
→ 話を“聞けない”新人は、それだけでNG。飲み会こそ、聴く姿勢が大切。
口は慎むためにあると肝に銘じましょう
- ⭕ ファーストドリンクでビール飲める?(番外編)
→ 保守的な考えかもしれませんが、「とりあえずビール」は協調性の一つと見なされる場面も。
■ SNSでも話題!歓迎会のやらかし体験談
- 新人が飲みすぎて爆睡→次の日あだ名が“ロングスリーパー”に
- スマホをいじってたら“やる気ない子”扱いされた
- 逆にずっと無言だった子が“ミステリアスキャラ”として上司に気に入られた
■ まだ安心できない。二次会に潜む罠
一次会が終わると、通常は二次会──そう、カラオケ。
ここからは、私のリアルな失敗談も含めてご紹介します。
・選曲に注意する
特に年配の上席がいる場合、選曲は本当に大事。誰もが知っている曲、もしくは昭和〜平成初期の名曲あたりが無難。
私はというと──
米米CLUBを、振り付きで全力披露してしまい、完全に浮きました。
もう、空気が……シーン、ですよ。
・上席に「一気コール」をさせた
絶対にやめましょう。今はそんな時代ではありません。
盛り上げるつもりが、むしろ「空気が読めない」と思われます。
・女性の先輩や同期に、やたら連絡先を聞く
これは私ではありませんが、実際にいました。
歓迎会はコンパではない。節度を守りましょう。
・酔いつぶれないこと
新人が潰れると、「面倒な子だな…」と思われる可能性大。
お酒のペースは“自分の限界の半分”を意識しましょう。
・自慢話をしないこと
酔うと気が大きくなりがち。
でも、あなたの武勇伝に感心する人は案外少ない。
人間は、“素直さと謙虚さ”が一番評価されるんです。
■ まとめ:無理せず、でも無難に。
歓迎会で一番大事なのは、
「頑張りすぎないけど、感じよくいること」。
目立とうとしなくていい。
でも、空気を読んで“ちょっとだけ頑張る”だけで、あなたの印象は何倍にもよくなります。
そして何より、“あなたを歓迎してくれている場”を、素直に楽しむこと。
ようこそ、社会人ライフへ!