こんにちは。伊川です。
みなさん、表題の○○に入る言葉は、わかりますか?
もし、知っているなら、あなたは、営業成績がトップクラスの営業マンかもしれません。
そんな、ホイラーの法則を説明したいと思います。
目次
売れない営業マンの特徴
1.知識を自慢する、知識のみの応対話法は売れません。
「そうなんだ」で終わってしまうからです。その商品の全部を説明してしまうから、面白くもなんともない。
よく、私の部下に言うのですが、映画を勧められたとき、ストーリーを全部教えられたら、観ようと思うか?
答えは、当然「No」なのですが、これをやっている営業マンは本当に多いと思う。
お客様に想像させて、なんて便利な商品なんだと思わせないと売れるわけがない。
2.礼儀正しい営業マンもだめです。これは賛否両論でしょうけど。22歳の伊川は、元気よく、45度に頭を下げて、営業していましたが、まったくダメ。毎日説教をくらう日々。佐川急便でそれはきついです。朝6時から23時まで仕事して、営業成績が悪いと説教。ほぼ地獄のような日々でしたけど。まー、なんか楽しかったです。佐川はブラック企業といいますけど、決してそんなことはなく、人生の大切なことの半分以上は、佐川で学んでます。そして、社員を本当に大切にしたと思います。
営業成績がトップになったとき
これは、実力ではなく、運もあります。しかし、あの時はとるべくして1位になりました。その後で、ホイラーの公式を読んだのですが、全部とは言いませんが、ほぼ、ホイラーの法則のようなことをやっています。
表題の答え
ステーキを売るなら、シズルを売れ、
コーヒーを売るなら、風味を売れ
ビールを売るなら、アワを売れ
これが正解。私は、以前、ステーキハウスで働いていたことがあります。鉄板の上に、肉がジュージュー音を立てて運ばれてくると、おいしそうに見えますが、あれは嘘。
もちろん肉をジュージューしますが、からくりは、180度の鉄板で、肉を焼いて、250度の鉄板に肉を盛り付けます。それて、付け合せの野菜を盛り付けます。あの音の正体は、ほぼ、野菜の水分です。しかし、知らない人は、おいしく見える。
なんて、旨そうなんだろうって。
はっきり言いますが、そんないい肉でもないのに、おいしく見える。
これが、ステーキを売るなら、シズルを売れなのです。
たとえば、フレバーコーヒーは、まさに風味を味わうものです。部屋中に、コーヒーとバニラの風味が充満するとそれだけで、幸せになれるものです。
ステーキを売るなら、シズルを売れより大切なこと
言葉に花を添えることです。
花を飾っている人は、毎日、花に水を与えます。
しかし、自分に余裕がなくて、花が枯れてしまった経験はありませんか?
そう、花に水を与えるのは、自分に余裕が無いとできないのです。
ペットは鳴くでしょうし、子供は人道的にみて、自分に余裕がなくでもなんとかしますが、花は別なのです。
成績や、なにか余裕のない人は、一輪のバラを部屋に飾ってみてはいかがでしょうか?
そのバラ見て、一日を振返る。
決して文句を言わずに、自分の心にも水を与えてみましょう。
そうすれば、あなたが、1位になる日は近いはずです。