「飲み会の幹事に任された人だけが知っている“裏の仕事術”」
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飲み会の幹事に任されたら──それは“試されている”ってことなんだよ。

幹事?それって“雑用係”って思ってないか?

「飲み会の幹事、お願いね」
上司や先輩に言われて、内心こう思った人──正直に手をあげよう。

直助

「うわ、めんどくさ……」

 

 

気持ちはわかる。
だけど俺は、声を大にして言いたい。

直助

幹事って、実は「信頼されてる人」にしか任されないんだよ。

 

 


幹事に選ばれる人の特徴

幹事を頼まれる人には、ある共通点がある。

幹事に抜擢される人の特徴

・時間や約束をしっかり守る
・金銭感覚にルーズじゃない
・他人に気を配れる
・無茶をしない
・そして、仕事でも「ちゃんとしてる」と思われてる

 

でも、勘違いするな。

直助

幹事が上手い=仕事もできる、じゃない。
でも、幹事を“ちゃんとこなす人”は、仕事でも信頼される。

 

 


その時、俺は「朝礼」で仕込んだ

俺が幹事をやったある飲み会。
20人規模の部署飲み。店は居酒屋。

このパターン、だいたい乾杯の前に全員がドリンク頼み始めて、
「私はジンジャーエール」「ハイボール」「決まってないです」──って、しらける。店員さんもテンパる。

だから、俺はその日の朝礼でこう言った。

直助

「ビール飲めない人だけ手を挙げて!それ以外は“とりあえずビール”でOKだね?
よし、じゃあ今日は楽しい飲み会にしよう!」

場を盛り上げるため?違う。

直助

個別にドリンク聞く時間がムダなんだよ。
店員さんもかわいそうだろ。
幹事の本質は、「誰も損しないように、静かに場を回すこと」なんだ。

 

 


幹事って、飲まない仕事だ

飲み会が落ち着いてきた時、幹事はようやく“動き始める”。

まず、新人を見る。

  • グラスが空いてないか?
  • 緊張してないか?
  • 酔ってきてるか?無理してないか?

そこで俺は声をかける。

直助

「おかわりいける?酔ってるなら、もう今日はやめとこうか?」

 

この一言で、周囲の「飲め飲め!」が止まる。
新人を守るのも、幹事の大事な仕事だ。


その後、ようやく“上席”を見る

新人に目を配ってから、ようやく上司へ。

  • 「○○さん、なにかお飲み物追加されますか?」
  • 「お口に合ってますか?」
  • 「○○(新人)、実はこの前の企画で社内プレゼン通したんですよ。堂々としてて──驚きました」

上司の目が変わる。
「お、この子、やるじゃん」ってなる。


営業は、お客様にかわいがられて一人前。
でも──

自分が“お客様側”のとき、
店員にちゃんと「かわいがられる人間」でいられるか?

そこに、その人の“本当の品性”が出る。

俺は幹事のとき、必ずお店のスタッフに言う。

直助

「今日はよろしくお願いしますね」って、笑顔で。

それだけで、料理が1分早く出るかもしれない。
でもそれ以上に、そういう振る舞いが“信用”を作っていく。

 


最悪の飲み会は、こんな感じ

飲み会の終盤。

その場で、一番の上席から挨拶があるはず。

面白くない飲み会なら、挨拶さえしてくれないし、途中で退席する上席さえいる。

その時は、私の経験上、幹事は、酔っぱらっている。

上席が、本当に楽しかったという思いで、挨拶させることも、幹事の仕事である。

過去に嫌な飲み会経験がある上席ほど、こう聞いてくる。

「今回の幹事、誰?」

これを言われたら、最悪の飲み会があったとおもったほうがいい。


幹事が、最後に言う言葉は、どいたしまして

意味がわからない人も、多いだろう。
なぜ、最後に、幹事が[どいたしまして]というのか?

営業マンが、お客様に最後に言う言葉も「どういたしまして」なんだよ。

それは、お客様が、営業マンへ先に、「ありがとう」というからなんだよ。

お客様を大切にするのは当然。
でも──仲間を大切にできる人が、本当に信頼される。

一人で仕事ができるなんて思うな。

仕事ができるのは、君のデスクの隣に、人がいるからだということを、肝に銘じてほしい

だから、私が幹事の時は、全員が言ってくれるし、特に新人が言ってくれる。

「今日はありがとうございました。」

だから、俺は今日も言うんだ。

直助

どういたしまして

 

 


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